スワップのしきい値変更

▶ 概要

 ・空きメモリが60%を切るとスワップが始まるのが標準設定(仮想メモリーのこと)

  (メモリ容量が2G有っても800メガバイト以上使うとスワップが走る、残り1.2ギガもあるのに)

 ・スワップのしきい値を10とし、スワップ処理を抑えて余分な処理を減らす

 ・動画編集でメモリーが少ないと処理が遅くなりますが、メモリーに入りきらない分をストレージに

  退避/読み出しを頻繁にするためです(ネット検索やメール程度では影響は少ない)


▶ 設定手順

 ・まず、Swappinessのデフォルト値を確認するため、以下のコマンドを実行しましょう。

 

 $ cat /proc/sys/vm/swappiness

 60  通常「60」がデフォルト値で、メモリを40%以上使用するとSWAPがかかる


 ・よりスワップ頻度の低い「10」に変更してみます

 ・設定値は、「/etc/sysctl.conf」ファイルに「vm.swappiness = 10」を追加する

 

 $ sudo bash -c "echo 'vm.swappiness = 10' >> /etc/sysctl.conf" 


 ・「/etc/sysctl.conf」内容の一番下の行に「vm.swappiness = 10」が追加されていること 

 

 $ cat  /etc/sysctl.conf

 

 ・リナックスを再起動すると設定が反映される 


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